Search Consoleを開いても、数字が並んでいるだけで、何を直せばいいのか分からない。そんなときは、数字をAIに読んでもらって、直す順番まで整理してもらうと進めやすくなります。私が実際にやった手順を、つまずいた点も含めて書きます。
この記事で分かること
- Search Consoleの数字を、AIに渡す2つの方法
- AIへの頼み方(そのまま使える指示文)
- AIの分析を使うときの注意点
準備: 見る期間は「3か月」にする
Search Consoleの検索パフォーマンスは、初期設定だと直近の短い期間が表示されます。7日間だとデータが少なすぎて、分析になりません。期間は「過去3か月」にしておきましょう。
方法1: CSVを書き出してAIに渡す(確実)
- Search Consoleの「検索パフォーマンス」を開き、期間を「過去3か月」にする
- 「クエリ」タブで、右上の「エクスポート」から「CSVをダウンロード」を選ぶ
- 同じ手順を「ページ」タブでも行う
- 2つのCSVの内容を、AIのチャットに貼る(またはファイルとして渡す)
手元でログインしたまま作業できて、AIにパスワードを渡す必要もありません。まずはこの方法がおすすめです。
方法2: AIに画面を読み取ってもらう
AIがブラウザを操作できる環境なら、Search Consoleの画面を直接読み取ってもらうこともできます。私はこちらも試しました。
- Googleへのログインは、自分で行います(パスワードをAIに入力させません)
- ログインしたあと、AIに「検索パフォーマンスのクエリとページを、3か月分読み取って」と依頼する
- 表示件数が10件ずつのときは、1ページの表示行数を増やすと、一度にまとめて読み取れます
つまずいた点もあります。AIが使っている内蔵のブラウザでは、ログインしても状態が保持されず、先に進めませんでした。普段使っているChromeを操作できる拡張機能に切り替えたところ、ログイン済みの状態のまま作業できました。環境によって動きが違うので、うまくいかなければ方法1に戻るのが早いです。
AIに頼むときの指示文(例)
そのまま使える形にしておきます。数字は自分のサイトのものに置き換えてください。
添付は、私のブログのSearch Console(過去3か月)のクエリ別・ページ別データです。次の4点を分析してください。1. 表示回数が多いのにクリックされていないページ 2. 掲載順位が8〜20位にあって、あと一押しで上位に入りそうなページ 3. 実際に検索されている言葉の傾向(どんなテーマが多いか) 4. 検索に出なくてよさそうなページ(アーカイブ、タグ一覧など)。最後に、直す優先順位を5つ、理由つきで挙げてください。
分析結果を使うときの注意点
- データが少ないときは「傾向」として読む。私のブログは、検索された言葉の多くが1〜5回の表示でした。1回の表示から結論を出さないほうがいいです
- AIは、あなたの狙いを知らない。「このページはあえて検索に出したくない」といった意図は、自分で判断します
- 文字数などの数字は推定のことがある。気になる箇所は、自分の目で確かめます
私の場合、何が分かったか
この方法で、検索されている言葉が書いたつもりのテーマとずれていたこと、いちばんクリックされている記事が手薄だったことが分かりました。詳しくは、「3か月で14クリック。失敗したブログをAIに診断させた」に書いています。
次は、この分析をもとに記事を直して、数字が動くかどうかを報告します。